
季節のものを取り入れて
sato日記梅雨は、湿度もありじめじめしているけど
ひとつだけいいことが。(いや、もっとあるやろww)
梅仕事という楽しみ
5年前にお邪魔してから、
3度目の梅収穫です。
アグリナジカンの山下丈太くんの家の裏山に
先人が植えた梅の実の収穫。
じょうたくんは、アグリナジカンという、農家さんと農業にチャレンジしてみたい
という人をつなぐ支援をする会社を運営している方です。詳しくは上記のリンクへ!
去年行けなかったので、今年は、鼻息を荒くして行ってきたです。
梅仕事の楽しみは、洗ったり、塩漬けしたり、
梅酒にジャムにと、たくさんの楽しみが。
青梅のすりおろしを煮詰めた梅エキスなんかは、万能薬としても使われますね。
特に下痢なんかの時は、お湯に溶かしてちびちび飲むと、いいです。


ジャムは作ってすぐに食べられますが、
梅干は塩漬けにしたあと、梅雨明けまで待って、
3日3晩天日干ししたのち、瓶詰めして紫蘇などと一緒に再度寝かせ、
数ヶ月して食べるもの。手間がかかる分、出来上がった時の感動と、
美味しさは格別。あーー、梅を見ただけで、口の中が反応しますねぇ。
しばし、塩漬けして、3日連続で自宅にいられるかんかん照りの日に天日干します!
パラっと夕立なんか来ようものなら、空を睨んだりして、何度も梅の無事を覗きに行ったり、
なんか、気候との勝負みたいな気がして、楽しいし、
自然の恵みに感謝が湧いてきます。
子供の頃は、考えられなかったような、地味wwに思えることが、
しみじみして、楽しく感じる、お年頃なんかしらww



梅の起源
日本に梅が来たのは、1500年前ごろの奈良時代かな。
庶民が食べるようになったのは、江戸時代に入ってからのようですね。
その頃の塩分は、30ー40%くらいで漬けていたとか。2倍!
塩のかたまりやん!だから、何百年前の梅干がまだ保管されていたりするんですね。
またこのじょうたくんのところの梅は、完全無農薬で虫に齧られたり、
天候に左右されて枯れているところがあるけれど、すごくジューシーで
完成品もフルーティーなんで、本当に美味しいです。
夏バテ予防に
旬のものってやっぱりパワーがすごい。
梅雨時にとれる梅は、夏バテ防止に大活躍。
クエン酸の酸っぱさで、体の疲れも取れるし、梅干しで熱中症予防や、
防腐剤がわりになる。ちゃんと、季節を乗り越えられるように、こういう
季節のものを取り入れてきた。
日本にはご飯にあう梅の食文化がずっと続いてほしいですなー。
塩の効いた梅干にぎりを焼き海苔で巻いたおにぎり。
幸せで、絶句しますで。
近頃は海外に地方をどんどん買われているので、
こんな宝はすすんで残さねばならない!と思うのでした。
みんなも、梅仕事やってみてね。