jamzIp活動初期からの音源再リリース作戦

makotoのブログアイコン
マコトノトコノマ

2004年発売のファーストアルバム「それでいいんだ」を復刻!

2004年って、こんな頃です

おいおい、まったく子どもやないかい
20代後半?
わたくしは、なぜかストパーをあてまくっていた、ストパーの熱病にかかってますね
自分を偽っていますね

2001年にjamzIpを結成し

↓もっと子ども

それから3年経ったころ
その3年間、よーさんライブやりまして、その中でCD作らへんかお誘いもあり
何度かレコーディングに参加させてもろたのですが
関わる人がいて、かつ、自分たちで費用を負担していないとなると、我を通せない我々
「こういう音にしたい」ということを言語化できないし、そもそも人とぶつかりたくないので
ありがたいことに、CDとして形にはなったけど、
「これが自分たちです」って100%言えるものにならんかったなぁ
という結果になった

というのが、大きな転機になったのです

納得したいんやったら自分らでやらなあかんなぁ

いい、わるいではなく
僕らは「音楽でビジネスをする」才能がないのですね
ただただ「納得」したかったのですね

これが自分たちやという音源を作るには
一度、ほんまに自分たちだけで
出来ないなり、わからんなりにも形にせな
これがjamzIpや、というものが作られへん
という類の人間であることに、自分たちで気付いたのです

というわけで
ほんまに、何もわからないし
楽器もギターと、当時ひと月分のバイト代をもらったその足で、楽器屋にいって買ってきたYamaha S80というキーボードのみ、しかもsatoは全く鍵盤弾かれへんので
楽器はギターのみという状態で
マイクとパソコンとオーディオインターフェイス
これだけで、頭の中に流れる音楽を、どこまで再現できるか
のチャレンジやったのです

流行っていた「打ち込み」というものは、やったら反則
というか、やりかたわからないので
どうしてもリズムが欲しければ
ギター叩いたり
畳をぐーでたたいて「バスドラ」のリズムつくったり
計量カップならしたりして、音を重ねてつくったりして

何もかも初めてで、とても時間かかったのです
誰の力も借りずに、自分たちだけでも形にできるんや
ということに納得したのです
同時に、音楽というのは道なので、演奏や制作に「納得」はないということを
いやというほど知ったのです

やればやるほど「違うねんなぁ、もっとこうやねんなぁ」があふれてくる
納得いかないから、次作を作りたくなり
今に至るのです

つまり、形にないものを、なんとか今の自分たちの音楽の能力と、財力で形にした瞬間を撮ったポラロイド写真みたいなものが、音源なのですね

売ることをあんまり考えていなかった

そちらの才能は、からっきしないので、
「ライブで手売り」以上
みたいな感じで、このアルバムは、物理的に出会った人にしか渡っていないのです
「流通」とか「何それ?」って感じで
アルバムのジャケットのバーコードも
バーコード風のものを作ったんやけど、CDプレス屋さんに「なんなんですか!これは!」って怒られたり

ははは
でも「アコースティックギターマガジン」に送ったら、CD評を音楽評論家が書いてくれた

まずシングル化して音楽配信してみます

もう、このファーストアルバムも残り少なくなってきたので、お家の押し入れから世の中に出していくことにしました

今、聞いてみたら
ほんまに、ギターと声、ところどころピアノだけで勝負してて
きゃーーーーってぐらい生身のハダカみたいな音源ですが

なんか、短編映画見ているみたいな
何もないがゆえに、想像力がわいてくるっていう感じ

それと、音の密度が濃い
これは、吹田にあるスタジオYOUさんにあるNEAVEのミキサー卓でマスタリングしたからやろか

声は若く
いまよりも、はるかに何も知らないけど
言葉は鋭く、ヒリヒリしてる

できないこと

知らないこと

それがあるということは
財産なのですね

まずは、この曲から
「雨上がりの午後」

この曲をライブで歌ってたのを発見

SNSでシェアする

New Live

jamzIpの「宇宙のとびら」 in polarisデリカテッセン Polaris [兵庫県神戸市] 開演11:00終演18:30出演者モジオ31(fromシュメール=愛知)/jamzIp出店者polaris(フードドリンク)/Atelier chezmarie(スイーツ&フード)/qoo(星詠みと、気分が上がる痛くないターバン販売&qooの旅する星詠み)/自由カフェ(珈琲) 詳細